今回紹介するのは腕時計型デバイスよりも小型の指輪型ウェアラブルデバイス、その名もRingリング)です。リングはアメリカのサンフランシスコに本社を置くLogbar inc.という会社が製作しているもので、最近一般向けに販売が始まったばかりの物です。
今回はそんなRingについてまとめてみたので見ていきましょう。
1. ジェスチャーコントロール
Ringにはユーザーの指の動きを感知する機能が備わっていて、ユーザーは指で空中であらかじめ設定されているジェスチャーをすることで家の中のありとあらゆるものを操作することができます。
例えば電気のマークを空中に指で描くと電気のオンオフを操作で来たり、音符のマークを書くとスピーカーをオンにできたり、その可能性は無限大です。
家電をコントロールするためには別売りのリング対応のハブを購入しておく必要があります。このハブにリングから指示が送られ、指示したものの電源を操作するのです。
2. テキスト入力
リングはスマートフォンと同期させることで新しい文字の入力のしかたを提供してくれます。
仕組みはジェスチャーコントロールと同じです。スマホで文字を入力するときにリングで空中に文字を書きます、そうするとスマートフォンにその情報がBluetoothを介して伝わり、スマホに文字が入力されます。アメリカの企業の商品なのでまだアルファベットの入力しかできませんが、これを製造している会社のCEOが日本人ということもあって、日本語入力のシステムが備わる日も遠くないかもしれませんね。
3.スマホのメッセージのお知らせ
上の二つの機能と比べると地味なものになってしまいますが、リングはスマートフォンと同期することでスマホにメッセージなどが来たときにLEDとバイブレーションで知らせてくれる機能があります。
カバンなどにスマートフォンが入っているとなっていることに気付かないこともあるので、少しは嬉しい機能かもしれませんが、まぁホントにおまけ程度の機能ですね。
以上、アメリカ発の超画期的デバイス、"Ring"はいかがでしたか?これがあればスマホの入力も家電の操作もスマートに遠隔操作で行えてしまいます。
電車の中でスマホを使っている人たちが空中に文字を書きだす時代も遠くないかもしれませんね。
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