googleの作ったスマートウォッチ!! Android Wear

google の作っているウェアラブルデバイスといえば多くの方はgoogle Glass を思い浮かべるのではないでしょうか?

確かにgoogle Glass は以前からグーグルが力を入れてきたデバイスとして有名ですが、グーグルは2014年6月26日に Android Wear という腕時計型のウェアラブルデバイスも発表しました。値段は2~3万円とgoogle Glass と違って一般の人にも購入しやすい値段設定になっています。

今回はそんなグーグル第二のウェアラブルデバイス、Android Wear についてまとめてみたので是非読んでみてください。

Moto 360
https://moto360.motorola.com/

Android Wear でできること

Android Wear は Bluetooth を使ってユーザーの持っているアンドロイドデバイスとつなげることでそのデバイスに来たメール、電話などの通知を表示してくれたり、バイブ、音声で知らせてくれたりします。最近のスマホは画面が大きくなり、カバンに入れて持ち運ぶ人が増えているのでそういった通知に気付きにくくなっていますが、腕につけた Android Wear からのお知らせは逃すことがありません。

ですが、この様な機能はほかのどの腕時計型デバイスにも付いています。では、Android Wear とほかのデバイスの違いは何なのでしょうか?

まず、Android Wear は音声コントロールができるようになっています。「OK google」と言うと音声認識モードがオンになり、その後に指示内容を言うだけでその指示を実行してくれます。例えばサンフランシスコの時間、近くのコンビニ、週末の天気などが音声だけで簡単に検索できてしまいます。

更に、Playstore で Android Wear と同期できるアプリを検索することができ、それらのアプリの情報を Android Wear に表示させることができます。Android Wear 対応アプリの開発のためのプログラムも google から発表されましたから今後ますますできることが増えていくでしょうね。今までのスマートウォッチはあらかじめ決まったスマホの情報を表示させるだけだったので、この点でも Android Wear はそれらと違うことがわかりますね。

White GoldのLG G Watch
http://www.lg.com/global/gwatch/index.html#about3

発売メーカー

今のところ世に発売されている Android Wear は LG 製のものと Samsung 製の二種類しかありませんが、Motorola がすでに新機種を発表していて、この夏に発売される予定です。電子デバイスとしては珍しい丸いスクリーンを搭載しています。更に、google はASUSやhtcなどにも Android Wear 製品の開発をお願いしているらしく、近々それらのメーカーからの発表もあるかもしれません。

Samsung は独自のGalaxy と同期するための腕時計型デバイスを二種類発売していますが、おそらく対応デバイスがGalaxy シリーズだけだと顧客を獲得することは難しいと考え今回の Android Wear 発売に至ったのでしょう。日本の企業にもこのように柔軟に流れに乗って取り残されないように頑張ってほしいです。ソニーもXperia 対応の腕時計型デバイスなんて出してる場合ではないと思います。

Galaxy Gear Live
http://www.theinquirer.net/inquirer/news/2352129/samsung-gear-live-runs-android-wear-is-available-from-google-play-today

さて、今回は google がこの夏新しく発売した第二のウェアラブルデバイス Android Wear についてまとめてみましたがいかがでしたか?google Glass はまだ一般の人が買うには高すぎますが、こちらはリーズナブルな値段設定になっているので街で Android Wear を装着している人を見かけるようになる日もそう遠くはないかもしれませんね。