今回紹介するのは 今日、2014年9月3日に発表されたばかりの Samsung Gear S です。Gear S はこれ自体が3G回線を受信することができ、今までスマートウォッチに必要だった母体となるスマホが必要ない独立した画期的なデバイスです。そんな今アツいスマートウォッチのNewcomer を今回はまとめてみたのでぜひ読んでいってください。
Samsung Gear S スペック
寸法 | 39.9×58.1×12.5mm |
重量 | 67g |
OS | Tizen ベースの独自OS |
ディスプレイ | 2インチ 360×480 |
バッテリー容量 | 300mAh |
バッテリー持続時間 | 約2日間 |
RAM | 512MB |
ROM | 4GB |
通信 |
3G WiFi Bluetooth |
ディスプレイは手首にフィットするように曲面ディスプレイが採用されていて、2インチとスマートウォッチの割りに大型のディスプレイを備えていながら、フィット感を損なわない工夫がされています。それ以外のスペックはほかのスマートウォッチと大差ないです。
スマートウォッチの新しい歴史はここから始まる!!
Samsung Gear S の最大の特徴はほかのスマートウォッチと違ってこれ自身が独立したモバイルデバイスになりえると言うところにあります。これ自身が独立したモバイルデバイスになりえるというのはどういうことかというと、今までのスマートウォッチは母体のスマホがあることが前提で、そのスマホとBluetoothを使って同期し使うものしかありませんでした。しかし、Samsung Gear S は3G通信に対応しており、これ自身が直接電話を受けたり、アプリの通知を受け取ったりできます。Samsung Gear S はスマートウォッチのスマートデバイスとしての先駆者であり、これがスマートウォッチがあるべき本来の姿だと私は思っています。もちろん、Bluetooth通信にも対応しているので、ほかのスマートウォッチと同じようにスマホと同期して使うこともできます。
Samsung Gear S の犯したミス
しかし、そんな Samsung Gear S にも正直いくつかスペックに関して残念なところがあるのも事実です。まず、一番残念なのがOSにAndroid Wear を搭載しないでSamsung独自のOSを搭載しているところです。そして、フィット感を損なわないように工夫を凝らした曲面ディスプレイですが、上の写真を見てわかるとおり、その曲がり具合はかなりのものです。正直、これでは手首にフィットはしてもタッチ画面の操作、特にスワイプなどがしにくいのではないかということが予想されます。実際に操作してみないことにはなんとも言えませんが、やはりディスプレイはもう少し小さくても良かったのではないかと個人的には思います。それらの設計ミスはあっても、やはりスマホに依存しない独立したスマートウォッチをどこよりも早く発表したSamsungはすばらしいです。
さて、今回紹介した Samsung Gear S はいかがでしたか?ついにスマホと同期しなくても使える独立したスマートウォッチが出たことが個人的にはとてもうれしいです。この先、スマホが時代遅れになり、みんなスマートウォッチだけでモバイル生活を送る時代が来るのもそう遠くは無いかもしれませんね。
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