Chromebook7月から日本でも開発者向けに発売!!個人向けも近々発売か

欧米でその安さから人気絶頂のクロームブックですが、日本でも今月から法人向けの販売が始まりました。まだ個人向けの販売は始まっていませんが、一部のコアなファンは海外から個人的に取り寄せて使っているそうです。一番の魅力はその安さですが、「安い=良品ではない」ではございません。

 

今回はそんな今後日本でも人気が出るであろうクロームブックについて一足先に見ていきましょう。

Chromebook勢ぞろい
http://www.google.com/intl/en/chrome/devices/features/

6社のChromebook メーカー

現在クロームブックを製作しているのは下記の6社あります

  • HP
  • Samsung
  • acer
  • 東芝
  • LG
  • ASUS

しかし、ASUSとLGは2014年7月26日現在デスクトップモデルしか出していません。

現在クロームブックを製作している国内メーカーは東芝だけで、東芝がクロームブックを製作することを発表したときに少し話題になったのでご存じの方も多いのではないでしょうか。

Samsung Chromebook
http://www.google.com/intl/en/chrome/devices/samsung-chromebook.html#ss-cb

サクサク動くOS

Chromebook の大きな特徴はそのシンプルさです。ソフトウェアもハードウェアも最低限のもののみを積んでおり、誰にでも使いやすくできています。

クロームブックにつまれているCPUは一般的なwindowsのコンピュータにつまれているものよりも劣ります。ですが、それは必ずしも悪い事ではなくて、windowsはそのOSそのものが重く、大容量なのでそれを動かすために優秀なCPUが必要になってきますが、クロームブックに積まれているChrom OS は非常に軽く、電源を入れて10秒ほどでログイン画面に移行してしまうほどのものです。そのため優秀なCPUがなくてもwindowsのコンピュータよりもサクサク動いてくれます。

クロームブックにはwindowsについているようなワードなどのソフトはありませんが、グーグルはグーグルドライブというmicrosoftの出しているワード、エクセルなどと同じようなことができるサービスをオンライン上で提供しています。これらはエクセルで「マクロを使いたい」なんて場合でない限りmicrosoft officeでできることをすべてできてしまいます。

 

シンプルでスタイリッシュなハードウェア

クロームブックは写真で見てもわかるとおりとてもシンプルでスタイリッシュな見た目をしていますよね。特に下のHP製のクロームブックなんて私のお気に入りです。

ですが、そんな外観以外にもクロームックのハードウェアはシンプルな操作性にこだわっています。

まず、代表的なのが充電の方法。これはすべてのクロームブックに共通することではないのですが、一部のクロームブックはアンドロイドと同じマイクロUSBで充電ができます。パソコンとスマホの充電コードが同じもので済むと旅行などに持って行くコード類が減って楽ですよね。

更に、多くのクロームブックはハードディスクの容量が少ないです。ですが、これもクロームブックにとっては問題ではなくて、クロームブックを買うと自動的に2年間100GBのグーグルストレージが付いてきます。これはオンライン上で自分の好きなものを保存できるサービスで、これがあれば本体に保存できなくても少なくとも2年間は保存場所に困ることはないでしょう。

HP Chromebook
http://www.google.com/intl/en/chrome/devices/hp-chromebook-11/#hp-cb

さて、日本での一般販売を前にクロームブックに関する情報をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

 

今後、一つ一つ欧米ですでに販売されているクロームブックに関する記事を書いていくので、どのデバイスを買おうか迷っている方はそちらをご覧ください。

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コメント: 2
  • #1

    mk (月曜日, 28 7月 2014 04:09)

    これはたしかブラウザーだけのパソコンでしたよね。ソフトウェアが充実していて、ブラウザーだけでたいていのことができてしまうというのはさすがGoogleですね。
    開発者向けとタイトルにあったのでテンションが上がってしまいましたが、もう少しOSのテクニカルな部分も紹介してほしかったです。たとえば、Linuxのように設定を自由にいじれるのか、WindowsやiOSとの違いは何かなど。
    さらにこのパソコンはビジネスの観点からみても面白いと思います。たとえば、パソコンはメールのチェックからソフトウェア開発まで何でもできますが、パソコン全体ではGoogleのサービスはその中の一部にすぎないと思います。なのでGoogleのサービスだけしか使えないパソコンは果たしてパソコンとして完結するのでしょうか?(売れるのでしょうか?)加えてGoogleの手法は(少なくとも一般消費者には)ソフトウェアを無料で使用させ広告収入を得るというものですが、このように一般消費者にハードウェアを売りつける手法はポリシー(?)に反しているのではないでしょうか?

  • #2

    deviceinformation (月曜日, 28 7月 2014 21:25)

    mkさん、すごく突っ込んだコメント本当にありがとうございます。詳しい分析などを載せずに落胆させてしまって申し訳ございません。そうですね、確かに改めてChrome OSとは何か紹介する記事を書いてみるのも悪くないかもしれないので近日の公開を待っていてください。
    確かにパソコンはソフトウェア開発など高等なことまでできますが、クロムブックはあくまでネットブックと同じような立ち位置で使っていただくために販売されているということではないのでしょうか?windowsでも3万くらいの安いパソコンが少し流行った時代がありましたし、クロムブックはタブレット以上、パソコン未満という位置取りだと思います。
    グーグルのポリシーについてはもう少し調べてみないとわかりませんが、個人的にアメリカの企業はお金になればなんでもやすイメージがあります。