今回紹介するのは 通販会社の Amazon が初めてスマホ業界に賛成したAmazon Fire Phone です。Amazon Fire Phone は今年の7月にアメリカで発売されたもので、まだ日本での発売は決まっていませんが、いずれこれかこれの後継機が日本にくると思われるので今回取り上げてみました。ユニークな機能が満載の一台なのでぜひ読んでいってください。
Amazon Fire Phone のスペック
寸法 | 8.9×139.7×66.0 |
重量 | 160g |
OS | Fire OS 3.5.0 |
ディスプレイ | 4.7インチ 1280×720 |
CPU | 2.2GHz クアッドコア |
前面カメラ | 210万画素 |
背面カメラ | 1300万画素 |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB/64GB |
バッテリー容量 | 2400mAh |
CPU, RAM, ROM, そしてカメラの画素数は申し分ありません。しかし、これだけ素晴らしい機能を備えたスマートフォンなのだからディスプレイの画素数をフルHDにしたり、バッテリーの容量をもう少し上げたりと細部へのこだわりを見せてほしかったです。
最強の検索アプリ【Firefly】が搭載された唯一のスマホ
Amazon Fire Phone には今までのスマホには搭載されていない【Firefly】という画期的な機能が搭載されています。
Firefly は何ができるのかと言うと、Amazon Fire Phone の本体側面のボタンを押し、カメラをURL, 電話番号、そして7万種類を超える商品に向けると本体がそれを認識し、自動的に適切な行動をしてくれると言うものです。例えば、人からもらった名刺に Firefly を起動した状態でカメラを向けると、自動的にその中から電話番号やe-mailアドレスを検出し、電話をかけたりメールを送ったりすることができます。ほかにも例えば今流行のMonsterというドリンクに向けると自動的にそれをグーグルで検索してくれます。更に、Fireflyをテレビで放送中の映画に向けるとその映画を検索してくれたり、気になる音楽が流れているときに起動するとその音楽を Amazon Fire Phone が認識してその曲に関する情報を検索してくれたりします。
今まで音楽だったら検索してくれるアプリがありましたが、ここまでマルチに何でも検索してくれると言うのはかなり画期的なことでしょう。
Amazon Fire Phone のその他の機能
Amazon Fire Phone は本体を傾けることで片手でも今まで両手を使わなくてはできなかったような操作ができるように工夫されています。例えば、アプリを開いていてメニューに行きたいときは左に、サイトの詳細や写真を大きく見たいときなどは右に、そして上下に傾けることでページのスクロールができるようになっています。
更に、これはKindle Fire HD にも搭載されている機能なのですが、【Mayday】というヘルプ機能が付いています。これはどういう機能化というと、何か Amazon Fire Phone を使っていてわからないことがあるときに押すとリアルタイムでヘルプしてくれるカスタマーサービスの人につながり、その人とテレビ電話をしながらリアルタイムで助けを得られると言うものです。
そしてこちらはアメリカ版での話しなので日本で発売するときに同じようなものが付くかどうかわかりませんが、今 Amazon Fire Phone を購入すると一年間無料で Amazon Prime のサービスを利用することができます。Amazon Prime では映画のストリーミング、音楽のストリーミング、kindle store で読書、そして無料で Amazon での買い物を速達にすることができます。
さて、今回紹介した Amazon Fire Phone はいかがでしたか?今までのスマホに無い新しい機能も満載の一台でしたね。日本での発売はまだ未定ですが、これがアメリカで流行したら日本にやってくる日もそう遠くは無いでしょう。
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mk (土曜日, 23 8月 2014 11:08)
この携帯のその他のユニークな機能では、ユーザーの顔の位置を認識して画面が3Dに見えるようになっているらしいです。映像表示技術だけでなく、画像、動画、音楽などを認識し検索する技術でもこの携帯は最先端だと思います。また、私はよく知らないのですが、この端末のFire OSは非常に興味深いと思います。Androidから派生したOSらしいですが、Android用アプリとの整合性がとれないためにAndroidアプリの利用者と開発者からともに敬遠されるリスク、規定上Android派生OS搭載端末を作ることのできる製造業者が限られるリスクなどを持っていると思います。またアップル、グーグルが今後これに触発されどういった機能を追加してくるのかなど今後も目が離せない端末だと思います。
deviceinformation (土曜日, 23 8月 2014 22:27)
確かにその3D技術については生地で触れませんでしたね。そちらもとても興味深い機能になっています。
確かにAndroid アプリをインストールできないのは痛いですね。正直私にもなぜ独自のOSを作らなければいけなかったのかはわかりません。もしかしたら、ここから世界中で大ヒットしてくれることを願っているのかもしれませんね。