今回紹介するのは9月にサムスンが世界中に向けて発売したGalaxy Alphaです。こちらのスマホはiPhoneにそっくりだという理由から今世界中で話題になっています。
そんなGalaxy Alphaについて今回はまとめたので読んで行ってください。
Galaxy Alpha のスペック
寸法 | 132.4×65.5×6.7mm |
重量 | 115g |
OS | Android 4.4.4 |
ディスプレイ | 4.7インチ 1280×720 |
CPU |
8コア (クアッドコア1.8Hz + クアッドコア1.3GHz) |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB |
前面カメラ | 210万画素 |
背面カメラ | 1200万画素 |
バッテリー容量 | 1860mAh |
スペックは全体的に低いのがわかりますね。ディスプレイの解像度もフルHDではないし、何よりバッテリー容量が恐ろしく少ないです。大体今あるハイエンドモデルのスマホは3000mAhくらいあるので、1860mAhだけだと電池の減りが早くて苦しむことと思います。しかし、ディスプレイの解像度が低いのはおそらく少ない電池容量でも電池の消費を抑えられるようにするためだと思われます。正直、個人的にはスマホにフルHDを搭載するのは、大して違いは見受けられないのに無駄に電池の消費を増やしてしまうだけだと思っているので、ここは少し評価したいです。
CPUのコア数が今おそらく世にまだ無い8コアになっていて、マルチタスキングには適しています。
スタイリッシュな Galaxy Alpha のデザイン
Galaxy Alpha はサムスンの出しているスマホの中で始めてメタルフレームを採用した高級感あふれる一台になっています。更に、薄さ6.7mmの Galaxy Alpha は、Galaxy シリーズの中で一番薄いモデルになっていて、Galaxy Alpha は Galaxy シリーズのスマホの中でもっともコンパクトさと高級感を備えた一台になっています。ですが、そのデザインは一部の人から「iPhoneのパクリじゃないか」と言われています。上の写真を見てみると、確かにiPhoneと一緒で、側面が金属、更にホームボタンの周りの部分も金属でできていて、その見た目はiPhone 5sと似ている部分もあります。ですが、薄さはiPhone 5s よりも薄く、背面はiPhone 5sと違ってメタル素材ではないため、私はそこまでiPhoneに似せているとは思いません。
サムスンの Galaxy Alpha を投入する狙い
では、サムスンはどういう狙いでこの Galaxy Alpha を投入するのでしょうか?私の見解はこうです。
現在に至るまでスマホメーカー各社はスペックにこだわり、バッテリー容量、そして画面、カメラの画質を上げてきました。そうした中、先日ソフトバンクは AQUOS CRYSTAL のようにさほどスペックの高くないスマホを発表しました。CPUやソフトの進化により、以前よりも電池の消費量は少なくなり、更に、スマホのように小さなスクリーンを持つものにフルHDなんて搭載してもそのきれいな映像の恩恵を受けられないだろうとサムスンは気づいたのではないでしょうか?そこで少しスペックは低いものの、きちんとした性能を発揮できるこちらの Galaxy Alpha を投入し、世に今売られているスマホはオーバースペックで、その無駄は省けるのだということを証明したいんだと私は思います。
さて、今回紹介した Galaxy Alpha はいかがでしたか?サムスンは果たして「『ハイスペック=いいスマホ』ではないんだ」ということを証明できるのでしょうか?こちらの機種が日本で発売されるかどうかはまだ発表されていませんが、今後もサムスンの発表していくスマホから目が離せませんね。
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