Skypeにリアルタイム翻訳機能が付いた「Skype Tranalator」発表

SF映画で見たリアルタイム自動翻訳機がMicrosoftによって現実のものとなるかもしれません。

海外メディア「The Verge」が報じたことによるとMicrosoftは現地時間で12月15日に英語とスペイン語対応の自動翻訳プログラム「Skype Translator」のプレビューバージョンを公開しました。それぞれお互いの言語を知らない人同士がこのプログラムを通して会話をすることができるようになっており、人類のコミュニケーションの形を変えてくれる画期的な技術として注目されています。

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http://community.skype.com/t5/Modern-Windows-from-Windows/Can-Skype-for-Windows-8-ring-on-all-speakers/m-p/3802856

Skype Translatorの使い方

Skype TranslatorはWindows 8.1とWindows 10 Preview向けのソフトウェアです。

Microsoftは以前英語とドイツ語をしゃべるユーザー同士でSkype Translatorを使用するデモを公開したとのことですが、今回は残念ながらそのドイツ語には対応せず、対応言語は英語とスペイン語のみです。

使い方は、例えば英語をしゃべるユーザーがマイクに向かって相手に伝えたい言葉をしゃべると、相手側のパソコンには英語ユーザーが発した言葉のスペイン語訳が文字で表示され、同時に音声としても再生されるということです。

Microsoftは以前英語とドイツ語をしゃべるユーザー同士でSkype Translatorを使用するデモを公開したとのことですが、今回は残念ながらそのドイツ語には対応していません。

まずは教育機関にでの活用へ

MicrosoftはこのSkype Translatorをアメリカとメキシコの学校へテスト配布しました。Skype Translatorを使えば世界中の先生と生徒たちがビデオ会議でつながることができ、学校での評判は良好だそうです。

他国の文化を学ぶ際に実際にその国の人と会話をするなどして交流することができるため、今後の教育機関での活躍が期待されています。今後Skype Translatorの精度が上がり、対応言語も増えて行くことに期待しましょう。

スカイプは通話を翻訳してくれるSkype Translatorの対応言語は2言語だけですが、文字をつかったチャットをリアルタイムで翻訳してくれる機能は日本語を含む40の言語対応でプレビューバージョンが公開されているので、ぜひみなさん正式発表を心待ちにしていましょう。

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