日本でも最近大手キャリアではなく安いSIMカードを挿してスマホを使っている人が増えてきましたよね。
今回紹介するZenfone 5は日本ではSIMフリー端末として台湾のASUSから発売されています。ASUSといえばコスパの良さが代名詞ですが、このZenfone 5は残念ながらそのトレンドに乗れなかったようで、一般的にあまり評価の高い端末ではありませんが、今回はそんなZenfone 5についてまとめたので是非読んでいってください。
Zenfone 5のスペック
カラー |
レッド ブラック ホワイト ゴールド |
価格 |
16GB: 26,800円 32GB: 29,800円 |
サイズ | 72.8×148.2×10.34mm |
重さ | 145g |
OS | Android 4.4 |
ディスプレイ | 5インチ 1280×720 |
CPU | 1.2 GHz クアッドコア |
RAM | 2GB |
ROM | 16/32GB |
バッテリー容量 | 2,110 mAh |
メインカメラ | 800万画素 |
背面カメラ | 200万画素 |
Zenfone 5は台湾のメーカーであるASUSがコスパのいいスマホとして発売していますが、正直このスペックを見る限りではあまりコスパがいいといった印象は受けません。全体的に性能はそこそこに見えますが、正直バッテリー容量が2,110mAhでは不安です。モバイルバッテリーを持ち歩くから電池容量は気にならないという方ならまだおすすめはできるかもしれませんが、それでもやはり2万円オーバーという価格は高すぎる気がします。
海外から3G版を取り寄せるほうがお得!?
今日本で発売されているZenfone 5はLTE対応モデルのみなのですが、海外ではLTE非対応モデルが一万円台後半で販売されています。Zenfone 5の日本での発売が発表されたときには多くの方がLTE非対応版が発売しないことに落胆しました。SIMフリー端末を使用する人はお金を節也うしたいという人が多いのでしょうから、あまりLTEに対応しているかどうかは気にしない人が多いのではないでしょうか。そういったこともあってこのZenfone 5にはASUSの商品の割にコスパがよくないという印象が付いてしまったのでしょう。一部のコアなファンは海外からLTE非対応の3G版を安く取り寄せて使用しているようです。
しかし、実はこのZenfone 5の3G版は日本の技術適合基準証明受けていないためを海外から取り寄せて使用する行為は実は電波法第四条の違反になります。なので、3G版を輸入するなら例えば海外出張用の端末にするなどしましょう。もし、日本国内でZenfone 5を使う場合はLTE対応機種を選ぶしか選択肢はありませんね。
国産の大手3キャリアで発売されているようなスマホはどれも独特な機能が搭載されていたりするのですが、このZenfone 5には特にそういった機能が搭載されていることなんてなく、よく言えばシンプル、悪く言ったら最低限の機能しか備えていない端末です。
今回紹介したZenfone 5はいかがでしたか?正直あまりポジティブなことが書けなくて申し訳ないですが、客観的な立場でありのままの意見を伝えることに意味があると思っているのでそこは理解していただきたいです。ASUSは今5.5インチの端末を製作中とのうわさがあるので、その端末こそ本当にコスパのいい端末であることを期待しましょう。
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通りすがり (土曜日, 20 12月 2014 11:00)
Zenfone5の日本版は国内通信事業者の使用周波数帯域に合わせて通信バンドが変更されています。
加えて日本の技術基準適合証明を取得しています。
このためにかかる搭載チップの変更などのコストを完全に無視されているようですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
念のため申し上げますと、海外版は日本の法令上使用できません。
またMVNOの利用規約にも違反する可能性があります。
(技術基準適合証明を取得、表示できる端末の使用が求められる)
voiten (日曜日, 21 12月 2014 15:20)
>>通りすがり様
Zenfone 5は3G版でもDocomoの提供するFOMAの2GHz帯に対応しているため物理的に使用することは可能のように思われます。しかし、法的な問題を見落としたのはこちらに落ち度があります。記事も訂正させていただいたので、なにとぞ今後もよろしくお願いいたします。