Googleの作ったChrome OS搭載のChromebook市場にあのASUSがついに本格参入してきました。
ASUS Chromebook C300MAはASUSが12月12日に発売したChrome OS搭載のノートパソコンで、カラフルなライナップが特徴となっています。
ASUS Chromebook C300MAのスペック
カラー |
ブラック ホワイト |
スカイブルー バレンシアオレンジ ハニーイエロー |
値段 |
36,800円 |
29,800円 |
サイズ | 329×230×20.3 mm | |
重さ | 1.4 kg | |
ディスプレイ | 13.3 インチ 1366×768 | |
OS | Chrome OS | |
CPU |
Intel Celeron N2830 2.16 GHz |
|
RAM | 4 GB | 2 GB |
キーボード | 日本語 | 英語のみ |
ストレージ | 16 GB | |
ポート類 |
USB 3.0×1 USB 2.0×1 HDMI |
ASUS Chromebook C300MAには5種類のカラーバリエーションが用意されていますが、カラフルなモデルは低価格で、RAMが2 GBと少なくなっています。色でどちらのモデルを買うか選ぶのもよいかもしれませんが、一つ注意してほしいのが、カラフルなモデルの方は英語のキーボードしか選べないということです。英語のキーボードは記号の配置などが若干日本語キーボードと違います。英語のキーボードでも慣れてしまえば問題なく使うことはできますが、どうしても日本語キーボードがほしいという場合は高い方を選びましょう。
Chromebookのメリット・デメリット
Chromebookの最大の利点はなんといってもその速さ!!起動も電源ボタンを押してから10秒ほどで済みます。更に、電池持ちが恐ろしく良いところも大きな利点です。OSそのものが非常に動作の軽いものなので、無駄な電池を消耗することがなく、このASUS Chromebook C3300MAに至ってはバッテリーをつけっぱなしでも2日間使用できたなんて報告もあるくらいです。
しかし、いくら早くてもChromebookにはWindowsやMacとかでできることができなかったりします。まず、Word, ExcelなどのMicrosoft Office類などはもちろん、パソコン用に開発されたその他のソフトウェアも一切インストール・使用ができません。その代わりにGoogle Chrome用にリリースされているアプリケーションをダウンロードして使用することができます。WordやExcelなどは代わりにブラウザ上で使用できるGoogle Driveというサービスがあるので、そちらで代用できます。しかし、例えば e-mail で送られてきたWordファイルなどは開けないので、Chromebookを購入するときは用途をはっきりさせて確認してから購入しましょう。
円安のせいでChromebookも全般的に値段が上がってきてしまっていますが、それでもChromebookはまだ安く、性能のいいパソコンとして需要はありそうです。
ASUSもこのASUS Chromebook C300MAで本格的にChromebook市場に参加してきましたが、これからこのChromebookがどう他のタブレット、そしてノートパソコン相手にシェアを勝ち取っていくのか見るのが楽しみですね。
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