2014年11月中旬にdocomoから発売予定のAQUOS ZETAはフロントカメラを本体の下部に持ってくることで実現した画面周りの縁の薄さや、「エモパー」という人工知能が特徴です。スペックもまずまずで、ぜひみなさんにおすすめしたい一台になっています。今回はそんなユニークな機能がたくさん付いたこのAQUOS ZETAについてまとめたので、ぜひ読んでいってください。

シャープは毎回スマホにユニークな機能を付けることで有名ですが、この冬のこのAQUOS ZETAから「エモパー」という人工知能が内蔵されます。人工知能と言えばアップルのSiriを思い浮かべる方も多いと思いますが、SiriとこのAQUOS ZETAに内蔵されているエモパーとの違いはSiriはユーザーが話しかけないと何も言わないのに対して、エモパーはユーザーが話しかけなくてもエモパーの方から話しかけてくれると言うことです。エモパーは、例えば朝のアラームにあわせて「おはようございます、今日は雨です」と気の聞いた台詞で起こしてくれたり、夜遅くなると「そろそろおやすみですか？アラームがオフになっていますよ」と気遣ってくれたりします。そんなエモパーですが、実はすごく省エネで、エモパーを起動するときに瞬間的にCPUをオンにするので電池の無駄な消耗を気にする必要はありません。

シャープ製のスマホはユニークな機能が豊富なことで有名ですが、エモパー以外にも今までのシャープスマホについていたユニーク機能はこのAQUOS ZETAでも健在です。まず、女性の手には大きすぎるくらいに進化してしまったディスプレイを今までのコンパクトなスマホと同じ様な操作性で扱えるように「画面縮小モード」というのが搭載されています。これを使えば今まで届かなかった画面の端まで簡単に指が届くようになり、文字を打つときなどにタイプスピードを上げることができます。画面縮小モード以外にも、AQUOS ZETAにはデュアルスピードモードという機能があります。これは簡単に言うと、WiFiのみ、もしくはLTE回線のみで通信をしていて、電波が悪いときに、AQUOS ZETAがそれを検知して自動的にWiFiとLTE回線の両方を一緒に使い通信速度を上げるというものです。これなら電波の悪い環境でも少しは通信の遅延を軽減できるはずです。