今回紹介するのはドン・キホーテから11月5日に発売された「カンタン Pad」です。
カンタン Padはドン・キホーテが独自に開発し販売しはじめた超低価格Androidタブレットで、その破格とも言える値段で発売前から大きな話題を呼んでいました。
今回はそんなカンタン Padについてまとめたので良かったら読んでいってください。
カンタン Pad スペック
値段 | 税抜き 5,980円 |
サイズ | 192×117×10.9 mm |
重さ | 330 g |
OS | Android 4.4 |
ディスプレイ | 7.0 インチ 800×480 |
CPU | 1.2 GHz + 1.3 GHz |
RAM | 512 MB |
ROM | 4 GB |
microSD | 最大32GB |
前面カメラ | 30万画素 |
背面カメラ | 無し |
バッテリー容量 | 2,300 mAh |
バッテリー持続時間 | 最大約3時間 |
充電時間 | 約3時間 |
端子 |
Mini HDMI (max 1080p) 3.5 mm headphone USB 2.0 |
同梱品 |
USBケーブル ACダプター HDMI ケーブル OTG ケーブル |
カンタン Padはやはりその安さが特徴ですが、それだけ安いとさすがにスペックもだいぶ劣ったものになっていますね。処理機能が弱いのはまだ我慢できる気がしますが、一番痛いのが電池の持ち時間でしょう。3時間で電池がなくなってしまっては屋外での使用は厳しいと思われます。
更に、充電に3時間もかかってしまうところも残念ですね。「充電に時間がかかるのなら充電しながら使用すればいいじゃないか」と思うかもしれませんが、充電しながら使用すると本体と充電器が熱くなるという報告があるので、充電しながらの使用は厳しいようです。
スペックで表せない欠点
カンタン Padはもちろんスペックもほかのタブレットと比べて劣りますが、スペック以外にも数字で表せない欠点があります。カンタン Padを批判するわけではありませんが、購入する際にはそれらの点も考慮した上で購入する必要があると思うので、お伝えします。
まず、タッチ画面の精度に欠けます。画面をタッチすると少しずれたところが反応し、若干操作しにくくなっています。
そして、画面の視野角が狭いです。画面を少しでも傾けてしまうとディスプレイの色をはっきり確認することができなくなり、友達と二人で画面を覗き込んで映画鑑賞なんてことはしにくいかもしれません。しかし、カンタン PadにはHDMIケーブルが同梱されているので、テレビなどの外部ディスプレイに映像を出力して楽しむことができるので、友達と映画などを鑑賞したいときはそうして外部に映像を出力すればいいでしょう。
更に、画面の明るさも少し物足りない印象を受けます。これも視野角の狭さとあわせて「画面が見にくい」とまとめられるでしょう。
全体的に確かにほかのタブレットに劣るところはありますが、しかし忘れちゃいけないのが5,980円という安さです。これらの欠点を理解した上で購入するのであればぜんぜん問題ないと思います。
カンタン Padの利点
カンタン Padは安いからと言って欠点だらけなわけではありません。カンタン Padには発売もとのドン・キホーテの工夫やサービスがたくさんついてきます。
まず最初に紹介したいのが、簡単にスクリーンショットとスクリーンの動画を撮ることができる点です。上の写真はカンタン Padのホーム画面ですが、その写真下部にボタンがいくつか並んでいますね。左の3つのボタンはほかのAndroidのスマホ、タブレットでも見るボタンで、右の二つは音量を調節するためのボタンですが、その間に見慣れないボタンが二つ並んでいますね。その二つのうち左のボタンがスクリーンショットを撮るボタンで、右のボタンがスクリーンの動画を撮るボタンです。Androidの機種ではスクリーンショットはホームボタンと電源ボタンを同時押しすることで撮れるようになっていますが、スクリーンの動画を撮るには専用のソフトが必要でしたので、これは様々な活用方法がありそうです。
もう一つうれしいポイントがドン・キホーテが提供する商品サポート窓口の「家電ソムリエ」です。家電ソムリエは電話で昼の12時から深夜の24時までの間電話で商品に関するどんな質問にも答えてくれます。これならタブレット初心者の安心ですね。
今回紹介したカンタン Padはいかがでしたか?カンタン Padは値段が安いので多少ほかのタブレットよりも劣っている面がありましたが、家で使う分には問題なさそうでしたね。
今後も様々なタブレットに関してまとめていくので、ぜひほかの記事も読んでみてください。
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